体質診断したい時は普段の行動に注目しよう

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五動

好む動作は人の体質によって決まっています。

アウトドア派やインドア派と呼ばれる好みの違いは体質によって左右されています。

東洋医学においては動く・視る・座る・寝る・刺激の5つの行動に注目しています。

こちらでは木・火・土・金・水の5グループに分けて各体質を紹介していきます。

東洋医学の基本である以下の表を利用します。

 

五動の分類

歩く(始める)ことは新しい世界を視るようになります。

視た後は色々と考え(座る)ます。

考えて疲れたら寝ます

寝て元気になったら行動(刺激)を求めます。

刺激を求めて何か始めます。

このように人間の行動は正しい順序がありますが始める行動はなんでもかまいません。

順序を守って行動すると良い未来が開きやすくなります。

その中でも好む順番によるタイプを見てみましょう。

木タイプ

とにかくじっとしていられません。 少し体調が悪くても動き続けたいタイプなので突然ばったりと倒れるタイプです。

これは気(代謝)が高い人の特徴で、血(栄養)も充実しています。

不調な時ほど頭が冴えるので休日を好みません。

良い仕事がしたいなら、休日の充実がプラスに働きますよ。仕事とは全く違う事をするのが良いですね。

木タイプの人は、基本的に仕事が好きで、成績を気にして上昇志向の人が多いですね。

また歩く事が好きな人が多いですね。

歩くと睡眠の質が高まるので、肝臓を回復させる手段として、本能的に木タイプの人は歩く事が好きなのかもしれません。

ストレスを溜めやすい一面もあるので、ストレス解消としてもウォーキングはお勧めですよ。

過剰な代謝は老廃物(ストレス)も溜めやすいので定期的な排泄が必要です。

 

火タイプ

人の観察をよくしています。 ルールに厳しい一面もあり小さい頃に他の人に注意して先生に報告する委員長のイメージですね。

無駄な行動を嫌うのは気(代謝)は高いが津液(水分)が少ない人の特徴です。

頭に熱が昇ると冷ましにくいので無駄な行動を嫌います。

基本的にはテンション高めです。

持ち前の観察力を活かして落ち込んでいる人に声をかけましょう。

ルールとは問題の解決や改善のために提案すれば受け入れられますから。

仕事は、公務員や教職につく人が多いですね。会社員であれば総務や経理といったところでしょうか。きっちりとした仕事ぶりは上司から評価を受けるタイプですね。

日頃から水分を補給してクールさを維持するのも大切です。

 

土タイプ

同じことをずっとしていられるタイプです。 変化をあまり好みませんが集中力があるので好きなことはずっと続けられるタイプです。

気(代謝)は普通くらいでバランスの良いタイプです。

職場では、人間関係を重んじるので、飲み会などへの出席率は高いですね。

皆の愚痴を聞く事が多いでしょう。

好きな分野を広げていきましょう。同じ事を続けるのは重要ですが、狭い世界では本領発揮されません。

より多くの分野に広がれば得意分野はさらに活かされますよ。

適度に動いて発散するのが大切です。

 

金タイプ

寝るのが大好き。 外ではスポーツを楽しみ活動的な一面も見せますが家に帰って休日などは一日中寝ていたりもします。

気(代謝)が低く津液(水分)が多い人の特徴です。

好きな事に取り組むと同時に、家の中も充実させましょう。家と外の両方が充実した方がパフォーマンスが上がるタイプなので。

結婚してからの方が、実力を発揮できる人が多いですね。

あまりにも個性が強く、他人の価値観が分からない人が多いので、結婚相手に価値観を変えられると人生が開くタイプです。

低燃費で動けるので過剰な休息は禁物です。

 

水タイプ

刺激を好みます。同じことばかりするのを嫌い新しいことやわくわくする事をしたがります。

気(代謝)はそこそこ高いのですが、津液(水分)が最も高いので一番動けるタイプです。

自己主張が強いのもこのタイプです。

どんどん新しい世界に飛び込みましょう。じっとしていても良いアイデアは湧かないタイプなので。

行動した先に、人脈が広がりより良い結果を引き込むでしょう。

特に水タイプは、晩年に成功する事が多いですね。それは人脈が広がり、大きな力となればこそですね。

周りを巻き込み過ぎるのでほどほどにしましょう。

 

まとめ

五動は各タイプが好む動作をまとめたものです。

あなたは何タイプになりましたか?

人の好みは千差万別ですが、体質によって左右されると東洋医学では考えました。

代謝が盛んな人ならエネルギーが余るので、動きたくなりますし、水分が滞りやすい人はスポーツなどで汗をかき改善したくなります。

自分の体質が分かれば健康は保ちやすくなりますね。

また自分の得意分野を活かした行動が吉ですね。

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筆者:澤 楽

鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。 澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院

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