金光がラガーとエールビールの違いを解説
ビール
人物紹介
土樹(どき) 二人兄妹
人間関係を重視してボランティア大好き、土麻のお兄ちゃん。想像力が豊かで歴史もののマンガが大好き、栄養学を教える大学教授。
金光(かねみつ) 一人っ子
持論が強く人の話を聞かない研究者気質。水江の店の常連さん。嫌いなことはしないタイプで愚痴が多い。フリーライター。歴史が好きでグルメ。
土樹「ビールは普段は普通の缶ビールしか飲まないんです」
金光「そういう人は多いと思いますが、最近ではクラフトビールも人気なんですよ」
「普段は何となく飲んでいるビールも知れば奥が深くてはまるのです」
ラガーとエールとは
ラガービールとエールビールの違いは発酵の違いにあります。
ラガーとは商品名ではなく製法の名前なのです。
さらにエールビールも同様で、同じビールだけど製法によって種類が分けられます。
ビールの発酵の仕方には、
- 上面発酵
- 下面発酵
- 自然発酵
の三種類があります。
上面発酵は昔からのビールの造り方です。
酵母が麦汁の表面に浮き上がっていくのでそう呼ばれており、常温〜やや高温で発酵し、発酵期間は3〜4日です。
その後の熟成期間は約2週間と短めで、この上面発酵で作られたビールがエールと呼ばれます。
エールビールは華やかな香りが特徴で、ワインのように常温でも楽しめるのが特徴です。
下面発酵は中世以降始まった造り方で、こちらは酵母がタンクの底に沈んでいきます。
5度前後の低温で発酵し、発酵期間は7〜10日とやや長くなり熟成期間は約1ヶ月と時間がかかりラガーと呼ばれます。
最近での主流の作り方になります。
日本で普段、キンキンに冷やして飲まれているのがラガービールです。
自然発酵は培養されていない野生酵母を使った造り方です。
今では数は少なく代表的なものはベルギーのランビックという種類になります。
日本では岩手県のいわて蔵ビールになります。
種類も量も少ない希少なビールといえます。
ラガーのなかにピルスナーやエールの中にペールエールなどがあります。
麦芽には、ビタミンB群に加えてビタミンCやカルシウムやカリウムなどのミネラルも豊富です。
麦芽の色が濃ければビールの色も濃くなります。
ビール酵母にもビタミンB群や食物繊維が豊富で、ビールの個性や味わいに影響しています。
さらにホップには、ポリフェノールやフィストロゲンなどの女性ホルモンににた栄養素も含まれています。
まとめ
土樹「なるほど、こんなに苦みや風味に差があるんですね」
金光「そうなんですよ!一般的にラガービールは喉ごしが決め手だったりしますが、エールビールはホップがたっぷりだから独特な香りが楽しめるんです♪」
「また一緒に飲みましょう!」
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院