水太がお気に入りのごまいわしを東洋医学で解説!
パパッと薬膳
人物紹介
木一郎(もくいちろう) 三人兄弟の長男
几帳面でリーダー気質、理論的だが怒りやすい面も。仕事大好きで競争に強い。備品を販売する会社の経営者で金代と水太の上司。
金代(かなよ) 二人姉妹の下
マイペースで職人気質、とにかくこだわりが強い。友達は少ないが深い付き合いで寝るのが大好き。木一郎の鍼灸用品の会社で働いている。
水太(みずた) 二人兄弟の下。 とにかく行動的でじっとしていない、意外にビビりな面もあり、新しいことを始めたいが始めるまでに時間がかかる。木一郎の会社に勤務。釣りとスポーツが趣味。
水太「社長!ごまいわしって知っていますか?」
木一郎「初めて聞いたけど、美味しいのかい?」
金代「私も初めてだわ」
水太「最近の俺のお気に入りで、ご飯にもビールにもあうからおすすめですよ!」
「しかもイワシは6~10月が旬だから、夏から秋は一段とうまく感じるんですよね~!(^^)!」
金代「確かに美味しいわね」
木一郎「水太は美味しいものを見つけるのが得意だな(笑)」
ごまいわしの効果効能
鰯は薬膳では温で甘塩に分類され肝心脾腎を補います。
作用としては補気類で
- 健脾(膵臓を元気にする)
- 活血(血をサラサラにする)
- 安神(心を落ち着ける)
などの作用があります。
さらに強壮筋骨といって身体を丈夫にする作用があるので、普段から忙しいお母さんにおすすめです。
鰯は泳ぐカルシウムと呼ばれるほどにカルシウムが豊富です。
さらに魚特有の脂質であるDHAやEPAを豊富に含むのも特徴です。
そして豊富なビタミンDはカルシウムの吸収率を高めるので他の食材よりも筋骨を丈夫にするのに役立ちます。
鰯の旬は6~10月になり旬の時期にDHAやEPAがより多くなり、鰯は特に血液をサラサラにするEPAが他の魚に比べて豊富です。
ごまは気力を増し、肝・腎を強めるので気虚の改善に効果的です。
薬膳から見ると白ゴマは平で甘に分類され、脾肺大腸を補い、
- 潤燥
- 潤腸通便
の作用があります。
黒ゴマは平で甘に分類され、肝脾肺腎を補い、
- 補腎養肝
- 補血益精
の効果が加わります。
他にも、肌や毛髪を美しくし、筋骨を丈夫にするので水タイプには効果的です。
- 内臓を潤す
- 血の流れをよくする
- 腸の調子を整える
とあります。
胡麻は脂質が半分以上で、
- コレステロールの排泄
- 動脈硬化の予防
- 滋養強壮
- 抗酸化作用による老化防止
などの効果があり、
- 必須アミノ酸
- ビタミンB
- リン
- 鉄分
- セサミン
などが含まれます。
昔からイワシは身体の弱い人におすすめの食材とされていました。
そして、ゴマは不老長寿の妙薬であり、美容にも良いと重宝されてきた食材です。
その二つが合わさったごまいわしは、疲れた身体を元気にさせて、肌の弾力も作ってくれる理想的な組み合わせです。
|
ごまいわしは酒の肴にぴったり!
水太「どんなに疲れて帰っても、ビールとごまいわしがあれば元気に働けるのは色々な効能があるからなんだな」
「これからも、ごまいわしは酒の肴に必須だぜ🎵」
金代「私も気に入った\(^o^)/」
LINEに登録してもらえれば最新のブログ情報をお届けします。 また、個別に治したい症状があれば改善のために必要ツボのとり方を送ります
⇒施術や講義を希望の方はこちら
筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院