胃寒を解消するパパッと薬膳
パパッと薬膳
寒い時期に下痢を起こす人は胃が冷えているんだよ♪
今日は冷えた胃を温める薬膳を紹介するね♪
胃寒を解消するには
津液(水分)は普通でも気(代謝)が低い人は内臓が冷えやすいのが特徴です。
身体を鍛えて気(代謝)を高めれば、内臓は丈夫になりますが基本的に弱めです。
運動不足が続くとすぐに気(代謝)が低下し、胃が冷えても自力では温められません。
気(代謝)が低下すると津液(水分)を運ぶ機能も低下するので、水分代謝の低下から胃はさらに機能が低下します。
そのため胃寒の解消には水分代謝を高める呼吸も重要です。
胃寒に限らずですが、体温を高めるには腹式呼吸を普段から意識することもポイントです。
東洋医学では身体の水分代謝を調節するのは肺と考えているからです。
薬膳から見ると温裏(おんり)の食材が重要となります。
温裏の中でも消化器系の冷えを取り除く食材を温中散寒(おんちゅうさんかん)と呼びます。
温中とは消化器系を温めるという意味で、散寒とは臓器を冷やす物質を散らすという意味です。
温中の食材には胡椒や唐辛子などの香辛料に加えて、ニラやニンニクなどの薬味類があります。
散寒の食材には葱やニラに加えて、エビやマグロなどが挙げられます。
だから寒い時期には海鮮類を豊富に使ったレシピが理想的です。
また海鮮類は腎の機能を高める補腎の作用もあり、老化を防止して若々しい身体を保つのにも有効です。
また東洋医学ハーブティーには桂花茶があり、中国ではポピュラーなお茶として親しまれています。
普段の食事を意識するだけでも胃の温度は変わるんだよ♪
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院