不眠や耳鳴り、めまいは胆のツボを使って改善しよう!

Pocket

東洋医学の胆のう

不眠や浅眠が続く。

耳が不調だったり音に対して過敏になったりする。

決断が出来ずに優柔不断になっている。

こんな症状で悩んでいませんか?

こういった症状は東洋医学では胆の問題に分類されるので原因とツボを用いた対処法を書いていきます。

 

知られざる胆の問題とは

 東洋医学での胆は自律神経への影響が大きいとされます

自律神経が乱れると

  • 決断力が鈍くなる
  • びくびくする
  • 溜息が多くなる

などの症状が見られます。

不眠なども自律神経の乱れによる症状ですね。

また乱れる原因として熱が過剰に生産されて血液がドロドロの状態が挙げられます。

この時に、胆汁の排出が妨げられていると、脂溶性ビタミンA・D・E・Kの吸収がうまくいかなくなります。それは、小腸の負担にもなりますよ。

耳の不調はこんな時に現れ

  • 偏頭痛
  • 耳鳴り
  • めまい

なども現れるのが特徴です。

症状の緩和には頭の熱を降ろす事が大切なので降ろし方を次に書いていきます。

 

効果的な熱の降ろし方

大切なのは気分転換です。

この症状が現れる人は悩んでいる事が多く頭を使い過ぎています。

オーバーヒートの状態ですね。

こんな時は散歩などで足を動かす事が必要です。

外に出れない時は屈伸をして足の水分を動かしましょう

結果として頭の熱が下がってきます。

また問題を抱えている人は

  • 掃除
  • 模様替え

などで違う事に頭を使いましょう。

脳の構造は一つの問題に集中するより複数に分散した方が効率が上がるためです。

良いアイデア脳の効率を上げた方が出てくるので試してくださいね。

合わせて次に書いていくツボを刺激しましょう。

 

胆経のお勧めのツボ3選

完骨(かんこつ)

 場所は耳の後ろにある骨の後ろにある窪みです。

ここに指頭やボールペンの丸い方を当ててあたまを倒します。

痛気持ち良い位に10秒ほど刺激しましょう。

このツボは脳の興奮を抑えて

  • 偏頭痛
  • 不眠
  • 耳鳴り

を改善します

 

②風池(ふうち)

場所は耳の後ろの骨と頭の付け根中央との線上で真ん中の窪みです。

こちらも指頭やボールペンの丸い方を当てて頭を倒し10秒ほど刺激しましょう。

眼精疲労の特効穴でもあり脳神経疾患全般に用いられる有名なツボの一つです。

風が吹くように熱を散らします。

 

③肩井(けんせい)

場所は首の付け根から肩の先端の線上で真ん中の窪みです。

指頭やツボ押し棒でグーっと押し込みます。

少し強くても大丈夫なので10秒ほどを目安に刺激しましょう。

このツボは肩こりの特効穴としても有名なので頭部の不調から来る肩こりは劇的に効果が出ます。

 

 

 

まとめ

不眠や耳鳴り、めまいなどの頭部の不調は胆の問題です。

熱が頭に昇る原因の一つは頭の使い過ぎなので一つの事に集中し過ぎないようにしましょう。

合わせてツボも刺激すると熱を降ろして頭がスッキリするので試してみて下さい。

LINEに登録してもらえれば最新のブログ情報をお届けします。 また、個別に治したい症状があれば改善のために必要ツボのとり方を送ります

⇒施術や講義を希望の方はこちら

 

筆者:澤 楽

鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。 澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Recommended
東洋医学の肺 喉が弱…