東洋医学で見ると花粉症は体質改善出来る!
春になると憂鬱になる、、、。
花粉症で鼻が辛い。
薬で眠くなる。
辛い花粉症ですが一昔前には名前すら知られていませんでした。こちらでは東洋医学から見た花粉症の原因と対処法について書いていきます。
花粉症の本当の原因
一般的には花粉が鼻や目の粘膜に当たりアレルギー反応を引き起こすと言われます。
でも本当でしょうか?
それなら寝て起きた直後はマシになるはずですし、外出後に必ず悪化しないと説明がつきません。
花粉症の人は分かると思いますが、花粉が飛びにくい雨の日や屋内にいてもひどい時がありませんか?
そもそも、なぜ現代は急に花粉症の人が増えたのでしょうか?
その答えは腸内環境にありました。
昔と現代の一番の違いと言えるのが食品添加物であり、東洋医学では最もアレルギーと関係の深い大腸に負担をかけているからです。
次は大腸と花粉症の関係について書いていきます。
大腸と花粉症の関係
東洋医学では大腸は肺を助ける臓器で、アレルギーと関係が深いとされます。
インフルエンザなどの感染症も大腸の腸内環境が乱れている人が弱いですね。
腸内環境が良い状態だと腸内がほどよい酸性状態なります。
その状態では、インフルエンザやノロウィルスなどは繁殖することが出来ません。
東洋医学では、腸内環境が乱れた状態を水毒と呼び、身体の中で水分代謝が上手くいってない状態を指します。
- くしゃみ
- 鼻水
- 鼻づまり
は水毒を排出するための反応と考えられますね。
つまり水毒を溜めない体質改善が必要です。
水毒の原因は
- 胃腸の冷え
- 浅い呼吸
- 腎での排泄不足
の三つに分けられます。
胃腸の冷えは、本来の水分吸収を妨げます。
肺での呼吸は、水分代謝も調節します。
腎での排泄が不十分で、水分代謝が低下している場合。
つまり、一口に花粉症と言っても原因は一つではないという事ですね。
当然、全てが弱い人もいますが二つくらいが弱い人が多いですね。
弱い所が出れば強い所も出来るので。自分の体質を見極め体質改善する事が大切ですね。
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まとめ
花粉そのものが花粉症の原因ではありません。
アレルギーの多くは出る人は二つも三つも出ますから。
体質としては胃腸や肺、腎が弱い金タイプと水タイプに多く見られます。
大切なのは身体の水毒を排泄する事ですね。
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院