東洋医学の五声から体質診断!適切な改善法とは
五行色体表
五声
調子の良い時と、悪い時の違いは分かりますか?
人間は感情の生き物ですが、それは内臓の健康状態に左右されます。
悪気はなくても、自分の状態をわかっていないと、本心では無いことを言ってしまうかもしれません。
状態を把握して、不本意な行動を慎めるようにしましょう。
内臓の調子が悪いと出る声とは
疲れている時は、怒りやすくなったりしませんか?
西洋医学なら、交感神経の興奮と表現し、東洋医学なら頭に熱が昇った状態と分析します。
原因としては、西洋医学なら交感神経が出ている、首や背中の骨が固くなっている事ですね。
東洋医学なら、熱を冷ます液体の不足か、熱を発散する機能が低下していると考えます。
これらを当てはめて、各タイプ毎の特徴を見ていきましょう。
木タイプ
体調を崩している時は、叫びやすくなります。交感神経が昂ぶりやすい人は、我慢せずに吐き出した方が楽になりますから。
木タイプは、気(代謝)が最も高いため、大量に発生する熱を吐き出すのが効果的なためですね。
身体を動かすのも良いので、山に登って山頂で大声で叫ぶのは、最も適した体調の整え方と言えますね。
人にぶつけずに、自然の中で発散しましょう。
火タイプ
気分転換に、お笑いを見るのが好きなタイプ。交感神経がやや昂ぶりやすいので、笑う事で副交感神経を優位にしようとします。
気(代謝)に比べて津液(水分)が不足しているので、熱を発散し交感神経を鎮めるのに効果的だからですね。
カフェなどで、水分を補給しながら気を許せる友人と談笑するのが良いですよ。
土タイプ
歌う事で自律神経を整えます。元々、自律神経のバランスは良い方ですが、交感神経を高めたい時は、アップテンポの曲を副交感神経を高めたい時はバラードを好みます。
気(代謝)と津液(水分)のバランスは良いので、過剰な方を発散し不足している方を補います。
発散したい時は大声で、補いたい時は口ずさむくらいが良いですね。
自転車で、歌っている人がいたら土タイプですね
金タイプ
ストレスが溜まっている時は、慟哭します。激しく嘆き泣く事で滞りがちな津液(水分)を動かします。
気(代謝)より津液(水分)が多いので、適度に外に出ている方が調子が良いのです。
映画などでも良いので、声を出したり泣いたりすると良いですね。
今、流行りの涙活も良いですが、一人で泣ける所を選びましょう。
水タイプ
イライラした時に黙るタイプ。心の内が言葉になりません。
気(代謝)は普通で、津液(水分)が多めで長時間、動けます。
無駄口を叩くより、頭の中で整理する事で落ち着きます。動く事を好みますが、津液(水分)が不足すると調子を崩します。
何にでも全力で取り組むタイプなので、静かにゆっくりとした時間を過ごすのが大切ですね。
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まとめ
体調を崩している時はタイプ毎に特徴的な声を発します。
それは身体のバランスを整えるのに必要な行動ですね。
自分に素直に出したい時は出して控える時は控えましょう。
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院