頭痛と肩こり、腰痛の改善法を気血津液から知ろう!
気・血・津液
五タイプの気血津液と自律神経の相関図
東洋医学では気・血・津液で各タイプを分けていますが、西洋医学の自律神経の考え方をミックスさせました。
身体は、色々な機能で一定に保たれているので、今回紹介する頭痛や肩こり、腰痛だけでなく身体の不調はいずれかのバランスが崩れた状態と言えますね。
崩れやすいバランスは、タイプごとによって決まっているので、自分が起こりやすい症状で自分のタイプは分かります。
大切なのは自分のタイプを知り適切に対処することですよ。
頭痛
頭痛の種類は、腫瘍などの器質的な異常を除けば原因は二種類に分けられます。
①緊張型の頭痛で血流が低下している場合で薬やお風呂でマシになります。
②偏頭痛は血管が膨張するタイプで冷やした方がマシになるもの。
このタイプの原因は熱が上がり過ぎているか身体の冷却機能が低下している状態。
熱を降ろすツボが効果的です。
頭痛:完骨、大椎、百会、風池、肩井、合谷、尺沢
肩こり
肩こりを治すのに大切なのは血流の改善です。
血流が上がり過ぎている時は下げて、逆なら上げるといった形です。
上がっている時は頭痛やイライラも伴い、下がっている時は冷え性を伴います。
バランスを戻すのが重要なので意識してみて下さい。
肩こり:百会、労宮、太衝、内関
腰痛
ぎっくり腰は大まかに分けて3種類存在します。
①お尻の筋肉
②背骨の筋肉
③太ももをあげる大腰筋
タイプによって問題が出やすい筋肉と原因は違いますので、自分のタイプを見極めて対処すると良いですね。
腰痛:水分(すいぶん)、腎兪(じんゆ)、湧泉(ゆうせん)
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まとめ
こちらは、電子書籍で出版している内容を一部抜粋したものです。
電子書籍には、ツボの詳しい取穴法や、気血津液の症状別のツボも合わせて載せています。
また頭痛や肩こり、腰痛になりやすい体質の改善に必要な食事法も合わせて載っていますよ。
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院