東洋医学から見た手汗が多いときの原因と対処法
健康法
人物紹介
澤 楽(さわ らく)
東洋医学をベースに内臓整体で身体の体質改善を目指す整体師。
栄養学に薬膳も組み合わせて本当の健康とは何かを考えている。
澤楽「今日も皆さんの健康のために解説します」
「今日は手汗が多すぎるというお悩みに答えます」
なぜ手汗は多くなるのか?
汗が多い場合につく病名としては多汗症があり、
- 腋の下
- 手のひら
- 足の裏
- 頭部
などの異常発汗を指します。
そのため、手に以上に汗をかくものは特に手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)と呼びます。
ひどい場合には病院での治療の対象となる疾患です。
発症に男女差は少なく10代から30代の人が多いのが特徴です。
ですが、本人には意識できない幼少期から発症するケースも多いので、ご両親は注意して観察してください。発症に男女差は認められていません。
多汗症の原因はまだはっきりとは解明されていませんが、身体を興奮させる交感神経が優位で汗の分泌が亢進していると考えられています。
緊張しているときは誰でも手に汗をかくのと同じ原理です。
また大量の汗をかくほか、
- 体のだるさ
- めまい
- 耳鳴り
などの症状が出たりするも多汗症の特徴の一つです。
ストレス社会の現代では多汗症の人は年々、増加しているというデーターもあります。
東洋医学から見た手の汗とは
東洋医学では汗を津液(しんえき)と呼び血や身体に有用な成分が変化したものと考えられています。
多汗症は、この津液がストレスなどで身体のバランスが崩れた時などに、体の表面の力が弱まり、そこから漏れ出るために起きると考えられています。
多汗症の原因としては、
- 精神的ストレス
- 疲労の蓄積
- ホルモンバランスの乱れ
なども原因の一つとされています。
また肥満や食事の内容も多汗症の原因となります。
食養生として、香辛料などの刺激が強いものや脂っこいものを控えましょう。
そして、豆類は発汗を抑制し汗をさらさらにする効果があるので、
- 味噌
- 納豆
- 豆腐
などを積極的にとりましょう。
基本的には水分不足であることが多く熱が過剰になっていることが多いので、心や肝の働きを高める食材をとって自律神経を整えて水分代謝を整えます。
そのため普段から白湯は一日に3~4杯は飲みましょう。
また植物性エストロゲンを含んでいるとホルモンバランスも整えるので、
- 大葉
- もやし
- アボカド
- 山芋
なども効果的です。
また、普段から水分を摂っている人でも睡眠不足だと身体は潤いません。
基本的には12時までには寝るようにしましょう。
また、お風呂に入ったり良い香りをかぐのも自律神経を整えるのに効果的です。
最後におすすめなツボは、労宮です。
手を握った時に中指があたる場所で手の平の真ん中付近にあるツボです。
ここは硬いもので強く押しても大丈夫で10秒ほど強く抑えましょう。
交感神経の興奮を抑えるので精神的な疲れにも効果があります。
イライラする時は老宮を刺激しましょう。
まとめ
「多汗症はストレス社会の現代では増えていると言われますが昔からありました」
「ストレス以外で多いのは水分不足や水分代謝が悪い状態なので、白湯を飲んだり睡眠不足は避けましょう」
「また、食事内容にも気を付けてツボも押してください」
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院