東洋医学の肝脾不和を現代医学で見ると

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人物紹介

澤 楽(さわ らく)

東洋医学をベースに内臓整体で身体の体質改善を目指す整体師。

栄養学に薬膳も組み合わせて本当の健康とは何かを考えている。

澤楽「今日も皆さんの健康のために解説します」

「今日は内臓同士の関係を踏まえた肝脾不和について紹介します」

 

肝脾不和はどんな時に起こる?

肝脾不和の始まりは肝の弱りから起こります。

結果として脾(膵臓)がコントロールできなくなった状態なので、肝脾不和を起こす人は肝が弱った人とも言えます。

そして肝が弱った時の西洋医学的な表現としては自律神経失調症があります。

自律神経失調症とは自律神経が失調してしまって起こる不定愁訴の総称です。

特長としては多岐にわたる症状があるにもかかわらず検査をしても異常がみつからないという点です。

次に脾(膵臓)の働きには消化と血糖コントロールがあるので、脾(膵臓)が弱ると、

  • 食欲不振
  • 食後の倦怠感
  • 眠気
  • 下痢

などの症状が現れます。

東洋医学では肝が障害されると、肝がコントロールしている脾(すい臓)と胃も障害されると考えます。

肝脾不和や肝気犯胃と呼ばれる状態は、ストレスなどで肝の気が停滞を起こした結果として、脾(すい臓)が障害されると下痢になり、胃が障害されると吐き気などを招きます。

また脾(すい臓)と胃の気が弱る食欲不振を起こす脾胃虚弱の状態となります。

膵臓で作られるインスリンなどのホルモンの原料を供給しているのが肝臓であり、膵臓から分泌される脂肪を分解するリパーゼは肝臓で作られた胆汁が必須です。

そのため肝臓の機能低下は膵臓の機能低下も招くのです。

 

肝脾不和でなる症状

肝脾不和のなかでも若年層から中年層の女性に多いのが過敏性腸症候群です。

過敏性腸症候群は、腸に異常が認められないのに、

  • 腹痛を伴う下痢
  • 便秘
  • ガスによる下腹部の張り

などの症状が出る状態です。

過敏性腸症候群の主な原因はストレスで肝の気を損ねます。

他にも、

  • 過労
  • 睡眠不足
  • 高脂肪食

などが肝には悪影響です。

肝は、

  • 気血の流れをスムーズにする
  • 血を貯蔵する
  • 全身に送る血液量を調整する

などの作用があります。

 

過敏性腸症候群の基本的な対応は、

  • ストレスを発散させる
  • 甘い物を減らす
  • 油っこいものを減らす

などが基本になり排便習慣をつける事も重要です。

また、肝気による精神的なストレスは大声を出すなどの行為が基本になります。

声を出す事で頭の熱は下がり肝臓が働きやすくなるからです。

 

まとめると

肝脾不和は肝臓の弱りから起こります。

肝が弱る原因はストレスに過労や睡眠不足です。

肝脾不和の場合は過敏性腸症候群を伴いやすいのも特徴です。

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筆者:澤 楽

鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。 澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院

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